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牛と共に歩む
削蹄師の世界へ

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Jobs 削蹄師の仕事

削蹄の道具2
削蹄しているところ

削蹄とは簡単に言えば、“牛のつめ切り”です。 ただ牛の蹄を切るのではなく「蹄の専門家として蹄を成形する」ことが私たちの仕事です。

人も自分の履く靴によって、立ち方が変わるといわれています。自分に合ったの靴を履くことで、身長が伸びたような気持になったり、少し遠くに歩いて行きたくなったりと、体だけでなく、精神面にも大きな影響を与えます。

牛も自分に合った靴(つめ)を持つことで、ストレスが軽減され、乳量が増えたり、体重が増えたり、繁殖能力が良くなります。削蹄は牛の健康と牧場の生産性に大きな影響を与える重要な仕事なのです。

削蹄の道具2

Skill削蹄師の技術

削蹄しているところ

一頭一頭の立ち方・歩き方・筋肉・骨格なども考慮し、牛にふさわしい長さ・角度・負重バランスにしてあげることが大切です。

削蹄鎌の力の入れ方ひとつで真っ直ぐに切れないことも多く高度な技術を要します。 削蹄の道具である鎌の手入れを怠ると、キレイに削蹄はできません。刃物は個人個人の感覚で使うものですので、人によって形や刃の研ぎ方も違います。キレイに研げると、蹄を綺麗にまっすぐ切れるようになります。

また、わたしたちは基本的には機械を使わず、鎌を使った手切りをすることによって、少ないストレスで牛が削蹄を終えることができるよう努めています。

牛と牧草
削蹄の道具2

Thinkただ切ってるだけじゃない

牛の蹄

牧場主さんや獣医さんと共に、蹄の健康維持ができるよう飼育環境の改善の提案をすることもあります。

牛は人のようにコミュニケーションがとれません。ですから“牛の気持ち、感じ方を考えて”削蹄は行われます。 牛が生活している地面はどのようなものだろうか?一日にどのくらい歩くだろうか?蹄の病気はないだろうか?もし、足を痛そうにしているなら、その原因は何だろうか?

こうしたことを牛の身になって考え、牧場主の方や獣医さんとコミュニケーションをとり、共に課題解決を目指しています。

Resultたくさんの牧場さんから信頼を

牛

私たちの削蹄サービスは、島根県で一番大きい牧場からの依頼をはじめ、中国地方を中心に県外からも多くの依頼をいただいています。

ただ削蹄するのではなく、牛や牧場主の方に寄り添った提案、確かな技術力の提供を行ってきた結果、たくさんの信頼を築く事ができていると思っております。

私たちは牛たちと牧場主の方と共に、日本の農業に貢献することを誇りに削蹄を行なっています。

牛と牧草